台湾8日目。台南の大東夜市に行って来たよ。
ここまで毎日こまめに更新する必要もないし、
このブログを書くことで、
イラストの作業時間を大幅に削っていることも重々承知。
でも、なんか一応書いておきたい。
多分、スタッフとか家族も見ているので、
無事を知らせる意味もあるということにしておきましょう。
さて今日は、
朝からバスに乗って台中駅へ。
とっとと台南に移動です。

一応台中の名所となりつつある宮原眼科は見ておこうと思ったんですが、
残念ながら開店前でした。
ガラスに顔をぴったりつけて中を覗き込むと、
スタッフが、円陣を組んでミーティングしていました。
なぜ眼科?と気になる人はググってください。
こちらは台中駅。
歴史があってなかなか渋いです。
このまま残して欲しい。
さよなら台中。
噂の自強号と大層な名前の列車です。
指定席なのですが、
隣の若者が肘掛から、肘をはみ出させたり、
またを開いて、僕の領土に侵入して来ておりました。
二十歳前なら、絶対に国境を越えさせるのは
許さなかったものですが、
最初に座ったものが、そんなに偉いのかよ、チクショウ。
と心の中で呟きつつも、大人は我慢しましょう。

台南駅到着。
これも渋い駅。
リアル昭和鉄道博物館という感じです。
台南駅の裏を歩いてみると、
幼い頃によく行った呉・宮原のおばあちゃんちを
思い出しました。
今日の日中は移動で時間を費やしてしまいましたが、
自強号の中で、隣の席の若者に(まあ彼は熟睡していたんですが)、
オラオラ〜! 大人の力を見せてやる。 とばかりに、
奮発したシャングリラホテルのデラックスルームにチェックイン。
なんかいつもと違って、
チェックインの時の会話もスマートになってる気がするなあ。
これは、吹き抜けを見下ろしたところ。
このブログを見てくださている庶民の皆様、
こちらがキングサイズのベッドです。
明日は観光せずにここでずっと仕事するつもり。
気分は大作家ですから。
(実は台南だから結構安いんです)
初めて台湾に来た時にイベントで知り合った
ハンクという若者とご飯を食べる約束があったので、
ホテルでハンクを待ってると、
隣から日本語が聞こえて来ました。
台中、台南ではほとんど日本人らしき人を見かけないので、
日本語を話していた夫婦に、
「どっから来られたんですか?」と尋ねると、
「シンガポールからです。」と言われたので、
「シンガポール人なんですか?」と聞くと、
日本人なんですが、三十年シンガポールに住んでるとのことでした。
「僕は広島から来ました。」というと、
なんとそのご主人が広島の呉出身でした。
僕も呉ですよ。というと、
なんとも奇遇ですね。
と盛り上がってしまいました。
シンガポールで片山の店という、
お寿司屋さんをやってらっしゃるそうです。
シンガポールに行ったら行くところができました。
あ〜もっと書くことあるのに、寄り道して長くなって来ました。
ちょっと端折りましょう。
ハンクの車で、ハンクのオススメのお店に向かいます。
この時どうも町全域で停電になったようで、
信号もビルや家の明かりも真っ暗に。
ところどころネオンやお店の明かりがついてるところも
ありますが、電力の供給先が違うのかな?
僕は、ついに北のミサイルか?
とつい心配してしまいました。
牛肉系のお店でした。
店の雰囲気が昭和感たっぷりで最高です。
説明できない謎の食べ物が色々出て来ました。
一応美味しかったです。
これが給食の食器みたいなやつじゃなくって、
日本のように清潔感あふれるものだったら、
と心の中で少し思いました。
ハンクと彼女とハンクの友達のデビッド。
若手バンドのドラムが抜けて、
ヘルパーでベテランのドラムが入った感じですか。
牛肉のお店が終わったら、
ミルクティーを奢ってくれて、
大東夜市へ。
このハンク、自分の息子くらいの年なのに、
車は出してくれるわ(初ドライブ?)、
全て奢ってくれるわ、俺の方がお金持ってるから、
俺が出すよと言っても、なかなか奢らせてくれません。
台中のリンくんもそうだし、キャッシュたちもそうですが、
このおもてなしの精神。これが台湾流だそうです。
この台南の夜市、雨が少ないせいか、
台北のように町の通りでやるのではなく、
広場にテントを張って行われているそうです。
しかも毎日じゃなくここは週2くらいだそうで。
ラッキーでした。
すでにお腹いっぱいですが、
ハンクがあれも食え、これも食え、
これは台南じゃないと食べれないからと
奢ってくれます。
これまた謎の肉です。
味も不思議な味でした。
一応僕としては、
友達(弟子)枠なので、
一緒にワイワイ夜市を楽しんでいるつもりですが、
写真を撮ると、やはり若手バンドとそのマネージャーに
なってしまいました。
あれ?こんなところにお好み焼きユキちゃんのオシモンくんが、
と思いましたが違う人でした。
これも肉なのかお菓子なのか、
よくわからなかった謎の食べ物。
まあ、美味しかったような気がします。
最初に行った台湾のイベントで(僕はアーティストとして)、
三十人くらいいたアルバイトの中で、
唯一仲良くなったハンクくん。
なぜ彼と親しくなったかというと、
きっと彼が一番好奇心が強かったからだったような気がします。
色々お世話になっていつか返してあげたいけど、
彼ならそれなりに、良い人生を過ごせそうな気がします。
だから彼の行為はそのままありがたく受け取りたいです。
一応彼には、君は好奇心というすごく良いものを持っているから、
ずっと大事にしてね。という言葉を送りました。

さてさてオヤジ若者として夜市でヤングに楽しんだ後は、
キングサイズのベッドが僕を待っていました。
レッドウォーリアーズの「バラとワイン」をYoutubeで流しながら、
バスローブに身を包んで、中学生のようにはしゃいでいます。
寝相が悪くって、横になっても全然大丈夫。
さて、これから台湾の夜景を見ながら、
仕事するか、と今窓の外を見ると、
まだ停電が直ってないではないか!
外は田舎のように真っ暗です。
なぜかここは電気来てるんですけどね。
ではまた明日。
カミガキ
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