台湾7日目、高美湿地。台中は台北より涼しい。
もうなんでこんなことになるんだろう。。。
今ドミトリのベッドのベッドの上にいます。
ドミトリというのは、集合ベッドのある部屋のことで、
当然ながら、僕一人ではなくシャイな中国人の女の子同室です。
なので音を立てないように気を使いながら、
そっとブログを書いています。
そもそもギャラリーの上のシェアハウス暮らしが嫌で、
台北から出て来たのに。
今日は一人で寝たかった。。。
さて時間は戻って今朝の水谷ギャラリー。
ここにも少し慣れて来たところですが、
より充実した環境を求めて台中に旅立つのです。
台湾鉄道に行って切符を買いました。
新幹線弱なく、普通路線の特急列車で行きたくって、
そっちを選んだつもりでしたが、
プラットホームで待っていると、
やって来たのは新幹線でした。
新幹線で約一時間。
着いたと思ったらバスで30~40分。
あれ?台北より涼しい。
どうやら、あそこより湿度が低いみたいです。
しかも、そのせいかそんなに臭くない。
知り合いのリンくんがホテルを経営してるから、
そこに来いというので、来た場所がここ。
ホテルというよりは、ゲストハウスといった感じのところ。
部屋を案内されると、
なんとベッドがたくさんあるドミトリではないか。
スタッフに他にも人がいるのかと聞くと、
あなた一人です。というから、
え〜?とは思いながら、ま、綺麗だからいいか。
と自分を納得させます。
その後リンくんと合流。
個室を用意するつもりが
もう埋まってたからしょうがなかったんだ。
と謝って来たので、
全然大丈夫だよ。と言っておきました。
リンくんが最近始めた、
ドリンクです。
原宿の表参道にも出店したそうで、
今から日本にもどんどん出店するんだそうです。
次に小腹が空いたねと、
台中料理のお店で軽食。
ここは80年このスタイルで続けているという人気店。
月曜の2時過ぎだというのに、お客さんがいっぱいでした。
その次に行ったのは、
アートギャラリー兼、デザインスタジオ兼、カフェみたいなところで、
ここの台湾人たちとしばし歓談。
中国語のお勉強。
そこで僕がのんびり猫ちゃんと戯れていると、
リンくんが時間がないから早く来いと
僕を車に。

夕日に向かって猛スピードで走ります。
ゲームする人は知ってると思いますが、
グランセフトオートを思い出してみてください。
150km以上のスピードで、
片手にケータイを持ったリンくんが、
次々と危険な運転で前の車を抜き去りながら、
バイパスを爆走。
日本で警察に捕まれば完全に免トリ確実でしょう。
行きのチャイナ航空以上に、
死に近づいた瞬間でした。
そうやって約30分生死をさまよった挙句、
海岸線に到着。
綺麗な夕日だなあ。
リンくんはこれが見せたかったのか、
と思っていたら、
リンくんはどんどん海の方へ。
すると海の上に木の桟橋みたいなのがあり、
そこもズンズン進んで行きます。
ちなみにこの桟橋、ものすごく長い。
その桟橋の先で、
靴を脱げと言われ、素直に従って
着いて行くと、海の中にジャバジャバ。
なんと、水が3cmくらいの浅さで、
これがまた延々続いて行きます。
そして。

一応リンくんも。
リンくんが飛んでというので。
ここは高美湿地と言って、
アジアのウユニ塩湖とも呼ばれているかいないかみたいな
場所だそうで、車がないとなかなか行けないとか。
この幻想的な風景は、
今まで台湾で見たどの景色よりも美しかったです。
さてここまできてこのリンくんて誰なの?
と思った方もいらっしゃると思います。
台中出身の人で、日本に留学経験もあります。
なんかいろんな人とパートナーシップをくんで、
いろんなジャンルのものの経営に関わっているようですが、
ほとんど謎です。
そろそろこのドライブも終わりかと思いきや、
もう一つ見せたいものがあると、
台湾最大の女神の寺院へ。
リンくんにたくさん説明してもらったのですが、
名前忘れました。
まあ、ここではそんなに重要じゃないでしょう。
まあ、地元の人らしき人が歌を歌ってたりして、
のどかなところでしたが、
周りのお店の多さからして、
なかなかの人気の寺院なんでしょうね。
さてリンくんのこれ以上ないくらいの危険なドライブで、
台中のなかなか行けない観光地盛りだくさんツアーも
終わったので、
夜市でジャンクフード食べて宿へ。
ここまでは、
最高の素敵な1日だったんですが。
宿に着くと、俺しかいないはずの部屋から、
女の人が出て来ている。
僕が部屋に入ると、
昼には使われていなかったベッドに
人間の使用している痕跡が。
クソ、宿のスタッフめ、
裏切りやがったな。
とは思ってませんけどね。
きっと何かの手違いでしょう。
まあ、今日のリンくんのホスピタリティーを
思えばそのくらいのこと我慢しなくては。
それに俺は世界を旅するタフガイになることを
人生の目標にしている男。
このくらいなんともないぞ。
でも人に気を使いながら寝るのってやっぱり嫌だな。
かみがき
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