手が届きそうになって届かなかった喪失感。そしてもう一度チャンスを得てハイになる。
UN WOMENのポスターが、
ドバイリンクスで金、ONE SHOWで銀、銅、
D&ADでウッドペンシル、
そして、
つい先日、5-Daysのイラストが、
アメリカのNo 14 Professional Show Winners - 3x3 Magazineで、
Best of show(全作品中1位)を受賞。
ようやく世間が僕らのことを認めてくれたか。
といい気になって豪遊したいところですが、
広告の賞に関しては、企画を作ってくれた、
ディレクターのハンデ(DDB)のおかげですし、
イラストの賞の方は、
審査員の方が気が触れてしまったのか、
または100年に一度の奇跡が起こったのか。
でもせっかく賞をくれるというのだから、
しっかりもらっておきましょう。
さてさてそんな賞の発表が続く中、最後のやつ。
ちょうど今、カンヌライオンズの発表中です。
以前の記事「女性地位向上キャンペーン」で詳しく書いてますが、
ドバイのDDBと制作した
UN WOMEN in Egypt 。
昨日の夜、 PR&PRINT部門でショートリストに残っていたので、
現地に行っているハンデと大興奮。
正直言って、
最初にカンヌを狙おうと言われて作ったこの作品ですが、
「いやいやカンヌライオンズなんて、ぜえ〜ったい無理だし。」
「なんかコネでもあるのかなあ?」
と思いながら描いておりました。
それに、カンヌライオンズは広告の賞。
俺たちはイラストでいい賞とれたらそれでいいじゃん、
いや、そもそも賞なんてとれなくたっていいじゃん、
までは思わないにしても、
それよりなにより、「迷路探偵ピエール」が売れるかどうかが、
一番大事、それが大事。
くらいな感じではありました。
とはいえ、
発表の今朝は、8時に起きてケータイをチェック。
「だめだった・・・。」
となると、心はどんより暗黒モード。
一度手が届きそうになったものが、
離れていくこのなんとも言えない虚しさ。
ハンデもそのキツイ顔に似合った
キツイ言葉で悔しがってます。
でもハンデ曰く、まだデザイン部門の発表がまだだから、
そっちに期待しましょう。と。
デザイン部門での受賞なんて無理だろうと、
完全に落ち込んでた僕。
もう、このブログのタイトルを、
「届きそうで届かなかったカンヌライオンズ」として
書き始めていたんですが、一応カンヌのサイトをチェック。
なんとポスターとイラストレーションの項目で、
二つがショートリストに残っているではないか!
なんだ、イラストレーションていう項目もあるんじゃないか。
これなら少し期待していいかも。
ということで、
デザイン部門に期待して、
続きは明日〜!!!
かみがき
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