井上のおばちゃん
ピアスがほしいな〜と思いながらネットを見ていて、ふと思い出しました。
そういえば、実家の隣に住んでいた、井上のおばちゃんに
小学校4年の時に買ってもらったイヤリングが
初めてのアクセサリーだったっけ・・・。
私の実家は田舎で、人間関係もかなり濃いめの地域。
ある日、隣の井上さんの家にお嫁さんがきて、うちにも挨拶にやって来た。
着物をきていて、すごくきれいで、
「明菜ちゃんみたい!」と思ったその人が井上のおばちゃんです。
(当時まだ24歳ぐらいだったのに、ためらいもなくおばちゃんと呼んでいた。)
それからちょくちょく、遊びに行くようになって、
自分の家では見たこともないような、流行の音楽のカセットとか、
お化粧道具とかあって、そりゃあもうワクワクしてました。
そんなある日、井上のおばちゃんがドライブに連れて行ってくれて、
立ち寄ったおしゃれな店で、何かひとつプレゼントしてあげるよ、
と買ってくれたのが、イヤリング。
悩みに悩んで選んだのは、輪っかの中に星がぶらさがっているタイプ。
うれしくて、うれしくて、なんども鏡の前でニヤニヤしてみたものの、
なぜか、それをつけて外に出る勇気が出ない。恥ずかしい。
(そもそもイヤリングをした小学生事態、変なのですが)
つけてみては、とる、を繰り返しているうちに、
存在事態忘れてしまったんだと思います。
でも、私の記憶にはしっかり残ってた!
井上のおばちゃんは結局、
私が大学生になったころ引っ越してしまったけど、
元気かな〜と思ってみた夜でした。
スギ
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