海の点々を描く
お盆休みになりました。
会社は休みですが、僕は一人でイラストを描いています。
知り合いに会ったら、「お盆も仕事ですか?」と言われますが、
「おぼんなのにたいへんですね。」と言われても困るので
「まあ、好きでやってますから。」と言います。
外で家族づれが楽しそうにご飯を食べに行っているのを見ると、
少し惨めな気もします。
その度、これが将来につながるんだ!
と言い聞かせるも、
自分が何歳だと思っているんだと
自問自答。
そりゃそうと、
今制作中の絵本なんですが、
10月末の締め切りまで、3か月を切って、
まだ色もつけていない状態。
納期のことを考えると、
心臓がドクドクと脈打って、
全身から軽く汗が出てくる。
エアコンが効きすぎて寒い時には
納期のことを考えよう。
そんな感じなので、
今日はいてもたってもいられず、
線画ができてもいないのに、
色をつけてみた。
今回の絵本の中で一番広い部分と言ってもいい海。
今回は、この点々で海のさざなみを表現するというのが、
新しい試みで、
これはいいではないか!と
我ながら、この発明に感心していたのだが、
がーん。
青を塗ったら、見えないではないか!
しょうがない、こうなったら反転するか。
と、1時間ほどかけて点々の部分だけ切り抜いて反転。
それだけじゃあ、物足りないので、白い網のようなラインを入れてと・・・。
この網のようなものを入れると、点々で波を作った意味がなくなってきた気が・・・。
もしかしたら、この点々は白ではなくて黒の方が良かったのではないのだろうか。
ちなみに前作の海と比べてみる。
12時間経っていた。
とりあえず、海はもうやめて、
まだ完成していないページを進めるか。
カミガキ
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント