永遠の0とじいちゃん
最近オリコンランキング全部部門1位となって
売れに売れまくっている「永遠の0」ですが、
僕も昨年末に文庫本を読みました。
戦争を舞台にしたお話。さすがにラストは泣ける。
小説なのでもちろんストーリーはフィクションですが、
その中に登場する艦隊や司令官名などは史実に含まれているそうです。
途中、激戦地となったラバウルの話がでてきます。
ラバウルと言えば僕が小学生の時、戦争体験で祖父から聞いた話にでてきました。
細かい時系列は覚えてないけど、
呉海軍工廠で戦艦大和の技師として働く
→ 山本五十六連合艦隊司令長官に会う
→ 工作艦に乗りラバウルへ行く
→ 帰りに太平洋沖で米軍潜水艦に魚雷で船ごと撃沈される
(その時艦長は船とともに沈む。祖父はなんとか破片につかまり2日間漂流。
一緒につかまっていた年輩の方は、途中で力尽き海に沈む。
祖父自身も体力が残ってなく助けることができず、
沈んでいく姿が海が透明なのではっきりと見えたそうです。)
→ 日本海軍に救助され横須賀に帰還
→ 2日間お休みをもらう
(1日目は日光を観光、2日目は銀座で遊ぶ?)
などなど今では考えられない体験。
本に出てくる内容を聞きたいなあと思いながら読み終えた頃、
祖父は91歳にて他界しました。
もっと早く読んでいればと思いつつも
大好きなじいちゃんだったのですごく悲しかったのですが、
おつかれさま!と言って最期を別れました。
というわけで、まだ映画館でもやってるみたいなので
絶対見に行きたいです!
カワグチ
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